文字サイズ
TOPICS&NEWS
365体育投注

新着情報

【保健福祉学科】宮城県美術館へ

保健福祉学科
4月にゼミで宮城県美術館へ行ってきました。大学から坂道を下り、広瀬川にかかる牛越橋をわたり東北大学に沿ってあるくこと40分、美術館に到着。その日は特別展「ルノワール展」が開催されており、東北初公開の「バレリーナ」をはじめ 油彩画を中心に、版画や彫刻、習作など54点を鑑賞することができました。



本学は宮城県美術館、仙台市博物館の「キャンパスメンバーズ」の会員となっているので特別展の観覧料半額免除などの特典を受けることができます。美術館を有効に活用して美術に親しむ機会をより豊かにすることを目的とされています。本学はこのような施設や史跡が近隣に多くあるので、散策しながら知性と感性をフル稼働できる環境に恵まれているのですよ。



さて、美術鑑賞を通して学生たちはどのように感じたのでしょうか。学生の感想を一部紹介します。

「ルノワール」という言葉と、バレリーナの女の子の絵画は知っていたが、それ以上詳しいことは知らなかった。ルノワールの作品は、有名だから当時も人気だったのだろうと思ったが、美術館に置かれていた伝記には、世間に認められず苦労したことが書かれていた。更に、リウマチに悩まされていたことや愛人との交際などが書かれていて、有名になると色々と大衆の目に晒されて大変だと思った。また、「おおきなかぶ」を描いた佐藤忠良の作品が展示されていたことに驚いた。最初、作品自体をこの人が書いたのだと思っていたが、説明でロシア民謡だということを知った。さらに、彫刻家だということだが、アーティストというのは多才であることに感心した。(一関第二高校出身 吉田さん)

ルノワールの絵画は、肖像画など女性をモチーフにした絵画が多く、筆や絵の具の使い方が素晴らしく感情がにじみ出ているようなやわらかな表情に感動しました。果物の絵画では、色を何色も使って影が描かれており、角度を変えて見てみると立体的に見え、技術の素晴らしさを感じ取ることができ、本物のようでした。(聖和高校出身 山本さん)


記念にポストカードを買いました

画家の育った環境や生き方等の背景に触れながら様々な角度から絵画を見ていくとまた違った絵画となってにみえてきます。深くその世界に入って感じたり、考えたりするプロセスが卒業研究につながることを願っています。